―Side Hinako―
昼休み、大学内にあるカフェで亜理沙と昼ごはんを食べる。
「陽希(はるき)としちゃった」
恥ずかしそうに俯きながら言った亜理沙に、食べてたうどんを吹き出しそうになる。
「え?何て?」
ちゃんと聞こえていたのに、思考能力がついていかなくて聞き返す。
「だから私、陽希としちゃったって」
顔を上げて、しっかりと私の目を見ながら言った亜理沙の顔は真剣で、
「二人。いつから付き合ってたの?」
思わず聞く。すると亜理沙は困った顔をした後、
「まだ付き合ってない」
そう答えた。
付き合ってないのにしちゃうって、どう言うこと?
よくよく話を聞くと、先日、亜理沙の誕生日を菅(すが)くんがお祝いしてくれたらしく。
20歳になった記念にと、2人でお酒を飲んだらしい。
昼休み、大学内にあるカフェで亜理沙と昼ごはんを食べる。
「陽希(はるき)としちゃった」
恥ずかしそうに俯きながら言った亜理沙に、食べてたうどんを吹き出しそうになる。
「え?何て?」
ちゃんと聞こえていたのに、思考能力がついていかなくて聞き返す。
「だから私、陽希としちゃったって」
顔を上げて、しっかりと私の目を見ながら言った亜理沙の顔は真剣で、
「二人。いつから付き合ってたの?」
思わず聞く。すると亜理沙は困った顔をした後、
「まだ付き合ってない」
そう答えた。
付き合ってないのにしちゃうって、どう言うこと?
よくよく話を聞くと、先日、亜理沙の誕生日を菅(すが)くんがお祝いしてくれたらしく。
20歳になった記念にと、2人でお酒を飲んだらしい。