夜遅くにバドミントンの一日目の片付けが終了。 生徒はもう誰もいなくて、 結局栞に会うことは出来なかった。 大会二日目。 急いで家を出ようとした俺に、 電話がかかってきて。 『……もしもし。くりはら?』 子供の声で、 誰だか分からなかったけど。 「…雄太くん、だっけ」 “美弥子さん”からの電話で、 雄太くんだと分かった。