「栞っ…」 「沙紀、うるさい…、 まだ寝てるから、寝させてあげよ。」 あれ……二人の声がする……。 「あかり……?」 「あ、ごめん! 起こしちゃったよね…… ただいま。」 「おかえり…」 次に目を覚ましたとき、 空は赤く染まっていた。 「あ、栗原先生!」 沙紀ちゃんの声がうわずって、 先生が中に入ってきた。