次の日の朝。 「吉町くん、おはよう。」 「おう。おはよう」 「二日目、一緒に回ろ!私、行きたいところ探すね!」 「え!いいの?やった。俺も探しとくな」 先生が私と結婚したのは、 私が卒業までこの学校にいさせてあげるため。 そうだ。 先生が“生徒”を好きになるわけない。 これが絶対条件だよ。