恋時計。



「「セーーーーフ!」」



あれから5分くらい走り続けて
何とか10分前には下駄箱についた。



「昨日は5分前だったけど今日は余裕だな」



…って満面の笑みを見せる柊真に対して



「はぁ…っはぁ……つか…れ…た」




運動不足な私は
下駄箱の前にしゃがみこむ状態。




「さすが帰宅部だな。カバンまだ持っててやるから、ほら行くぞ?」



いや、現役サッカー部のエースに
帰宅部がついていけるわけないよね。




私は呼吸を整えて、
柊真が差し伸べてくれた手を握り立ち上がった。