やり切ったと言うように笑う陸は、とてもスッキリとした顔をしていた。





「それはいいけど何でお前も教師目指んだよ。お前と一緒の進路なんて何か憂鬱」


紡はそう言ってため息を吐く。




「陸は蒼井くんの事大好きみたいだから…これからも気長によろしくね」

「そうそう♪よろしく頼むよ」


近藤さんのフォローが入ると陸はガハハと笑いながら、紡の肩をポンと叩くと紡はまたため息をついた。



陸や近藤さんとも、こうやって仲良くやっていければいいと思った…






「美海ごめーん!私も手伝うよ」


向こうから凪や健くん達もやって来る。



もちろん私の周りにいる友達共…


ずっと

ずっと…




一緒にいたいな…