陰陽 ~正反対の少女と少年~


「まぁじゃあ、明日コードネームが決まるのね!」

明日、コードネームの要となる一文字(~二文字)を鈴鐘家(神社)の巫女が決める。

「お父様とお母様の一文字は何だったのですか?」

少年は興味深々に聞く。

「俺は拳(つとむ)」
「私は鏡(かがみ)」
「お嬢さんの母親は冥(めい)、父親は鋼(はがね)だ。」

と答えてくれた。

「あの…火夜南さんは母と関係があったりしませんか?」

と少女はきく。

月宮の者は兄弟や姉妹、従兄弟、一族の中で同い年の子などとは似た名前をつけられることがある。

「私は月宮の者ではないけど、夢月一族の者ではあるね。今は日宮の者になったけど。」

冥は姉妹、兄弟はいない、従兄弟もいない、一族の中に同い年は誰一人いない。

そこで月宮と仲の良かった夢月一族の鏡と似た名前がつけられたのだ。

と火夜南は言った。