陰陽 ~正反対の少女と少年~


「ほう、月宮の子だったか。」

食事をしているなか、少年の父は驚くもすぐさま納得する。

「夜南(よな)は元気にしているか?」
「はい。……お知り合いで?」

夜南とは少女の母親の名前だ。

「ああ!同じ班だったからな!」

と傲慢に笑う。

少女の母…夜南と父、少年の父…剛樹(ごうき)と母…火夜南(ひよな)はある班が同じだったのだ。

(さすが存在感が強い一族?)

そんなことを思いながらスープを飲む。

「ねーねーお姉ちゃんは何歳なの?」

少年の妹が少女に聞く。

少年は 姉と兄の2人 妹と弟の2人
            合わせて5人兄妹。

「……4歳。」
「わぁーお兄ちゃんと一緒だー」

少女が言ったとたん少年の妹はパァーと笑う。

(まっ……眩しい。)

その笑顔は少女にとってとてつもなく眩しい。