「わー!ここが僕たちの部屋?」

陰、陽、殺、蝶、楓、薬はグリムズの寮にいた。

各班に所属すると休養日以外は寮で暮らすのが決まり。
楓と薬にとっては学校に続きまた寮だ。
  
寮は所属は関係なく1人でも集団でも自由に暮らせる。

陰たちはいつものメンバーで部屋を借りた。
人数によって部屋の大きさは変わる。

陰たちは最大の部屋を借りた。人数が人数なので仕方ない。

「中はリビング、キッチン、部屋が2つ」

各部屋にベットと机が3つずつあり後はクローゼットなどがあった。

「じゃあ、男子と女子に別ればいいよね?」

薬は陰たちを見た。陰たちも頷く。

それから荷物を部屋におき、寮の近くにある演習場へ向かった。

「わー!広いですねー!」

楓は演習場を見て、口を開けていた。

演習場の中は何千もの人が試合が出来そうなほどであった。

今は人1人いないため余計に広く感じる。

「とりあえず練習するかー」

陽は腕を頭の後ろに組ながら、歩き出した。
その後ろには陰がくっついて歩いている。

「契約武器を使いこなさないとね。」