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「また、するの?」
「そりゃーねー!楽しみじゃん!」
陰と陽と別れた後、殺は蝶に聞いた。
「そりゃ分かるけど…」
殺はまたあきれたような顔をする。
「だってーアマテラスとツクヨミだよ!神だよ!」
蝶はワクワクした顔をする。
. . .
「もう闘ってみたいじゃん!!!!」
蝶は闘い好きなため、強そうな人には声をかけていた。
大人とも闘ったこともある。
今までは負けなしだったが唯一殺だけには勝てなかった。
「もー楽しみでしょうがないよー!!!!」
目をきらきらされる蝶。
どう見ても5歳の考えることには思えない。
「はいはい。」
殺は疲れきった顔で流した。
「でも、よく分かったねあの二人が
. . .
神の力を持ってるって。」
蝶は薄ら笑いで殺を見る。
「蝶は知ってるでしょ?」
「知ってるけど、まさか力の正体まで分かるとは」
「………………」
殺もそこで、自分自身が正体まであてたことに驚いていた。
「やっぱり、おもしろいわー殺は。」
そう言って殺の背中をバシバシ叩く。
「蝶…後で闘おうか?」
殺は蝶に向かって黒のような紫のような色のオーラを発した。
「うっ…やめとく」
蝶はひきつった顔をした。
「でも…確かにあの二人は面白そうだね。」
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