「陰陽は森羅万象、宇宙のありとあらゆる物事をさまざまな観点から陰と陽の二つのカテゴリに分類する思想。
陰と陽は互いに対立する属性を持っている。」
そこで少女、陰は思う。
少年…陽とは性格や一族の得意とする魔法もすべてが正反対だったと。
「陰と陽は
闇 と 光
暗 と 明
女 と 男
氷(みず) と 炎(火)
夜 と 昼
月 と 日
などこれらは正反対の…互いに対立している。
そして、一方がなければもう一方も存在しない。
例えるなら
魔物と英雄の物語だとすると、
陰 陽
魔物を倒した者を英雄と呼ぶならば、
魔物がいないと英雄と呼ばれない。
英雄と呼ばれなければ魔物はいない。
それが陰陽という思想。
あなたたちはまさに陰陽。
逆に言うなら、あなたたちの性格、魔法、一族、そしてその瞳が陰陽の証とでも言える。
あなたたちはこれから、コードネームに陰そして陽を刻みなさい。」
「「はい!」」
巫女の言葉に二人は返事をした。
すると二人の左腕が光った。
見るとその光はさっきもらった文字となった。
自分のコードネームの文字という証なのだ。
そして、その文字は永遠消えない自分だけの文字である。
(魔法で一時的に見えなくはできる)
そうして、陰と陽の文字決めは終わった。


