陰陽 ~正反対の少女と少年~


「サーイン7 08…それとカイア7 08来なさい。」

少女と少年、二人が呼ばれたことに他の子供たちは驚いた。

文字をもらうときは一人ずつ呼ばれる。
しかしなぜか、二人呼ばれたのだ。

少女と少年は首をかしげる。

そして、子供たちがいる部屋のさらに奥の部屋に向かった。

部屋に入ると、そこに一人の巫女がいた。
巫女装束に長い髪を白い紐で結んでいた。

「座りなさい。」

そういわれたので少女と少年は巫女の前に座る。

「あなたたちに文字を渡します。」

そういって巫女は少女と目を合わせた。

「あなたは 陰 (いん)」

そして、少年と目を合わせ

「あなたは 陽 (よう)」

と言った。

少女は陰 少年は陽

それは正反対の文字であった。