翌日
コードネームの一文字をもらうため鈴鐘神社へ向かった。
「久しぶりだな。夜南に刃音(はおと)」
「おお!剛樹、久しいな。」
刃音は少女の父である。
だが少女は刃音という名前が女性の名前のようで気になっていた。
「久しぶり。…剛樹にひーちゃん」
少女の母、夜南も少女と同じく無口である。
「久しぶり!よーちゃん」
火夜南はひーちゃん、夜南はよーちゃん
とそれぞれあだ名で呼び会う、二人の母を見た少女と少年は少しながら笑っていた。
「昨日はすまない。うちの子が迷惑かけて。」
「何言ってんだよ!全然迷惑なんてなかったし、それに礼儀正しくて良い子だよ。うちの子も見直してほしいね!」
と言うものだから少年は むー と剛樹を見る。
「父上、母上、昨日は申し訳ありませんでした。」
少女は親の前に来てあやまる。それを見た夜南と刃音は反省している娘を見て、
「次は気をつけるんだぞ。」
と、許してくれた。
「はい!」
少女は ふぅ と安堵する。
「いよいよ、今日決まるんだね。」
少年は少女に話しかける。
そう。今日決まる。と少女はあらためて思う。
「それではこれより文字決めを始めます。
サーイン地区、カイア地区、アルス地区の子供は集まってください。」
そういわれ、少女と少年は神社の中へ行った。


