期間限定の恋、はじめました。

それと同時に手の中で何やら小さな固形物が感じられた。


それが私の手に移ると、先輩はそっと手を離した。


自分の掌をそっと開いてみる。


そこにはーーー


見慣れている私たちの制服のボタンがあった。


「……先輩」


「欲しがってたから取っておいた。言っとくけど、こんなもんでも取られようとしてたところを死守したんだぜ?」