天使のメガネ




涙が出てきて、必死で堪えた。


私の涙で、この子達のクリスマスの思い出を、
台無しには出来ない。


「あれ?お姉さん泣いてる?」

「どうしたの?どこか痛いの?」


ああ、やっぱり心配かけちゃった……。


「何でもないよ。ごめんね。クリスマスパーティー、楽しんでね」


涙をぬぐいながら笑顔で言った。


なんか、照れ臭いし、
私のキャラじゃないな……。


涙を流して子供達から同情を買うなんて、
私は感傷に浸れる様な、ルックスでも無いもの……。