絶対寝れないと思ってたのに、柏木さんの匂いのするベッドはとっても安心できて、気づいたときにはもう朝だった。

リビングに行くと、柏木さんがソファーに座ってゆったりとコーヒーを飲んでいた。

「おはよう。ちゃんと眠れたか?」

「おはよう。うん、すっかり爆睡しちゃった。」