紗織:『ちょっと…ヤダ…』
涼太:『…嘘つきだな…(笑)』
紗織:『そんなんじゃ…ないよ』
涼太:『 …… (笑)』
紗織:『り…涼太…』
涼太:『…もっと…もっと呼んで…』
紗織:『好きだよ…涼太……涼太』
涼太:『俺も…大好きだよ…』

切ない声が部屋に響く。ずっと忘れていた恋の感触に胸を掻き乱されながら…。2人は只々愛を確かめ合うように、愛を伝え合うようにして 次第に深い眠りに墜ちていった。