紗織:『…うん…』
涼太:『俺が仕事を頑張れるのは…紗織がいるからだよ。紗織が好きなんだ…紗織じゃなきゃダメだよ』
紗織:『(泣)』
涼太:『もし、紗織が居なくなったら…俺、死んでも探すから…!だから…別れるなんて言うな!絶対言うな!』

倉橋を抱きしめた腕に力が入る。見上げると佐久間は泣いていた。倉橋も、そんな佐久間が愛おしくて ちから一杯抱きしめた。2人で泣きながらしばらくそのままでいたが、段々可笑しくなってきて 倉橋は笑って言った。