急いで拭っても、 やつにその手を止められて そのまま抱き寄せられた。 「泣いていいよ。 そばにいるから。」 その一言に私は涙が溢れたのを覚えている。 サンタさんの温もりに似ていたあいつに私は安心していたんだ。 サンタさんのはずないのにね。