朝食を済ませてから、柿崎さんは部屋に戻らずに友達の部屋に行った。 佐伯くんのところにも行けないし、かと言って私と同じ部屋は居づらかったのだろう。 少しホッとしてしまった私は、最低なのかも……。 私は部屋に戻って、ベッドに横になった。 頭が痛い。 昨夜から感じていた体の熱が、まだ引かない。 心因性のものなのかな……。 私はそのまま眠りについた。