意味は何だろう…?

考えながらも…
可愛いイタズラに対してと、恥ずかしさと、それでも嬉しい状況に、口元が緩む。


出勤したばかりなのに、もう終業が待ちきれなくて…
やたらと勤務時間が長く感じた。



当然、帰宅するなり。


「おかえり!今日は早かっ…
えっ…え、なに!?ちょっ…」

キミを抱きかかえて、ソファに埋ずめる。


「っ…、道哉っ、先にごはん食べよっ?」


「先に結歌食べる。
あんな可愛いイタズラされたら、抑えられない」


「もぉっ…
じゃ、答えが正解したらねっ?」


「それは降参。
だからこれは、イタズラのペナルティ」

半ば強引に推し進めると…
キミの唇を塞いで、その身体に手を這わした。



愛に飢えてた俺にとって、このキスマークは例えイタズラでも嬉しかった。

むしろ結歌から、こんな狂的に愛されたい程。




なんだか本当に、感情のセーブが効かなくなってるけど…

それでも1度で、どうにか抑えて。


用意されてる夕食に移った。