「ああ、そういえば」
どうでもよさそうに桜田は言う。
「忙しかったから、断ったが」
やっぱり、貴様のせいか〜っ、と思った。
桜田が断ったから、こっちに来たのだ。
梨花は、亮太の話からすると、新しいもの好きな感じなので、新しくできたこの浮気相手との付き合いを一番に考えているはずだ。
「でも、あの子、辰巳遥人を好きなのは本当だぞ」
と言われ、ぐっと詰まる。
「そりゃそうでしょ、婚約してるんだから」
気の多い梨花がこれ、と決めたのだ。
相当好きなのは確かだろう。
「でも、遥人はいつも忙しそうだから、遠慮してるみたいだ。
今日だって、勇気を出してかけてみたんじゃないか?」
「そう考えれば、可愛らしくもありますね。
その前に、貴方に電話して、フラれてるところを省けば」
ははは、と他人事のように、桜田は笑っている。
この女の敵め、と思っていた。
「だが、梨花は遠慮するまでもなかったんだな。
忙しいとかいいながら、遥人はお前と会ってたわけだから」
どうでもよさそうに桜田は言う。
「忙しかったから、断ったが」
やっぱり、貴様のせいか〜っ、と思った。
桜田が断ったから、こっちに来たのだ。
梨花は、亮太の話からすると、新しいもの好きな感じなので、新しくできたこの浮気相手との付き合いを一番に考えているはずだ。
「でも、あの子、辰巳遥人を好きなのは本当だぞ」
と言われ、ぐっと詰まる。
「そりゃそうでしょ、婚約してるんだから」
気の多い梨花がこれ、と決めたのだ。
相当好きなのは確かだろう。
「でも、遥人はいつも忙しそうだから、遠慮してるみたいだ。
今日だって、勇気を出してかけてみたんじゃないか?」
「そう考えれば、可愛らしくもありますね。
その前に、貴方に電話して、フラれてるところを省けば」
ははは、と他人事のように、桜田は笑っている。
この女の敵め、と思っていた。
「だが、梨花は遠慮するまでもなかったんだな。
忙しいとかいいながら、遥人はお前と会ってたわけだから」



