想いを残した距離に

4位ね…4位ぃ…!?


「うっわ。東道ってそんなに頭良かったの?」


私の学年の人数は220人ちょっとぐらい。
だから2桁上位でもすごいのにまさかの
1桁上位って…幸くん…恐るべしだよ…


「いや、お前らだって頭いいだろ?」


「そうだけど…東道は転校生でしょ?」


「もう2学期入ってんだろ」


「そうだけどさぁ…」


みんなが楽しく喋っている姿を見て私は少し微笑んだ。


「渚も上位に入ってるとは驚きだね。隠れて勉強してたんだ」


「う、うん?隠れてはないけど…」


幸くんに比べたらまだまだの気がするなぁ…。


「渚ちゃんは家事もしてるもんねー」


突然、ちゃん付けをして私の肩に手を回す結。


「家事と勉強って…関係無い気がするけど…」


「そんなことないよー!」


いやいや、関係ないと思うんだけど…。


「おーい。お前ら、席につけー!」


みんなで楽しく話していると佐野先生が教室に入ってきた。みんなはそれを見ると急いで自分の席に戻っていった。