想いを残した距離に

「大丈夫だよ」


「うわっ。英語が得意な渚に言われても説得力なーい」


得意って言われても…結は私の苦手な文系が得意だったよね…?


「それ言ったら私の壊滅的な漢字テスト見てよ…もう泣きたいくらいなんだから…」


「何?漢字やばいの?」


さっきまで口を閉じていた幸くんが口を開いた。


「日本人なのに漢字が出来なくて…」


逆に日本人なのに英語はできるんです…


「へぇー」


「でも渚って順位いいよね?前回何位?」


「えっと…1学期期末は…12位かな?」


「須藤は頭がいいんですね」


なんか頭のいい月影くんに褒められると嬉しいかも…。


「あ、東道はどうなのよ。あんた、頭いいの?」


「ん?前回は4位だった」