想いを残した距離に

サボるって…。
どうするんだろ…幸くん達。


「サボるとか成績落ちるから…どいてくんない?」


ふたりは女子軍団の中を無理矢理通って教室に入った。


「月影〜東道〜。朝から大変だったなぁ」


そう言ったのは大河だった。


「本当ですよ…全く…。英単語テストの勉強をしたかったのにいい迷惑です」


「やべっ…もうすぐ、英単語テストだっけ?」


「もうすぐって…今日の3時限目ですが?」


「まじ!?始業式にやるとか意味わかんねーよ!」


なんとなくそれわかる気がする。


「学校が決めたことです。俺達が歯向かうのは無謀でしょう」


「ど、どうしよう!?私も赤点になるー!」