想いを残した距離に

自分で何言ってるんだかわかんなくなった。とっても恥ずかしい…。


「じゃあ、お言葉に甘えて。よろしいですか?」


「よろしいです…どうぞ…」


私は扉を全開して幸くんを中に入れた。
そしてその後、私も入り家の扉の鍵を閉めた。


ん?なにか忘れてるような…


「あ、冷やし中華!ごめんなさい!勝手に入ってて!」


私は適当に靴を脱いで急いでいキッチンへ。見ると、麺を茹でていたお鍋から泡がたくさん出ていた。


「ど、どうしよう!?片付けないと…!」


「なあ、渚?ここでいいのか?」


「あ、うん。そこに座っといてもらえる?」


私の家は台所とリビングが繋がっていて台所からでも幸くんの姿は見えるし、声も聞こえる。


どうしよう…お昼が…。
もういいや、作り直そ。


私は失敗した麺を全部お皿に入れてラップをした。


「えっと…ふたり分だと…」


私はレシピをぶつぶつ呟きながらまた麺を茹で始めた。


その後、きゅうりや卵などを包丁でサッと切っていく。


「綺麗だな…」


私が卵を切っていると後ろからそんな声がした。


「痛っ…!」