想いを残した距離に

「う、うん…」


「わりぃ。そんなに困らせるつもりじゃ…」


「ううん。困ってなんかないよ。良いアトバイスだなぁっと」


「はは、良かった。好きなの選べよ」


東道くんは赤が好き。実は私も赤色が好き。少しでも好みが合うことだけでもこんなに嬉しいなんて…
本当に好きなんだ…私。


「楽しもうね!」


「そうだな。須藤がいるから楽しみたりしてな」


私は顔を真っ赤にして東道くんから目を逸らした。


「ね、ね!決めたんだけど…6時でどう?」


私が顔を赤くしていると
結と大河は笑顔で私達にそう言った。
すると、私達は結と大河に向けて小さく頷いた。


「じゃ、決まりだね!楽しみ〜」


その言葉にみんながみんな、笑顔になった。あのクールな月影くんでさえかっこいい笑顔になった。


「じゃ、7月7日、6時、お祭り近くの神社に集合ってことで!」


「「「うん!」」」


私達は元気よく返事をした。