東道くんは私に背中を見せて口笛を吹き始めた。
「ちょ、誤魔化さないで…!」
「病人は寝ててください」
東道くんはそう言うと保健室を猛ダッシュで走り去った。保健の先生が注意している声も聞こえないくらい。
「一緒に居たいって思える人か…あれ?何これ…」
気がつくと私の枕元にはさっきまでなかったピンク色の封筒が置いてあった。
私は封筒を手に持ち、中に入っていた手紙を取り出した。そして二つ折りにされていた手紙をゆっくりも開いた。
「ちょ、誤魔化さないで…!」
「病人は寝ててください」
東道くんはそう言うと保健室を猛ダッシュで走り去った。保健の先生が注意している声も聞こえないくらい。
「一緒に居たいって思える人か…あれ?何これ…」
気がつくと私の枕元にはさっきまでなかったピンク色の封筒が置いてあった。
私は封筒を手に持ち、中に入っていた手紙を取り出した。そして二つ折りにされていた手紙をゆっくりも開いた。



