想いを残した距離に

私は本を閉じた。
すると本を閉じた先には結が立っていた。


「えっへへ〜」


突然の不気味な笑いに私は少し引いた。


「今、引いたでしょ!」


「ごめんね……でもなんで笑ってたの?」


「うちね!渚と同じクラスだったんだよ!」


「本当!?やったぁー!これでまた1年一緒だね!」


私達はその場で飛び跳ねて手を合わせた。


「じゃ、教室行こうか!」


私達は仲良く手を繋いでスキップしながら下駄箱へと向かった。下駄箱で靴を履き替えると少し早歩きで教室に向かった。そして結が思いっきり教室の扉を開けた。


「お前なんて言うの?」


「また同じクラスぅ〜」


中に入るとたくさんの話題が私達の頭の上を通っていた。


「あ、結〜おはよう!」


「おっす獅子村!」


私は結と席の確認をしようとしてたけど結は教室に入るなり元同じクラスの人たちに捕まってしまった。