想いを残した距離に

明日は渚の命日ということあって前から休みをとっていた。


みんなで会えるのならいいチャンスかもしれない。




「ああ、いいな」



『じゃあ、明日の10時。学校でな』



そう言うと望は電話を切った。
電話先で何かしら揉めている声が聞こえたからきっと仕事の最中だったのだろう。



さて、俺も仕事すっか。




誰もいないはずなのに目の前に渚がいるようなそんな気がした。