「な、なんだよ…俺なんか見て…」
私がいつの間にか見とれていると東道くんはきょとんとした顔を私に見せた。
「あ、えっと…き、綺麗に笑うなって…」
自分で言ったのはいいけどなんだか恥ずかしくなってきちゃって私は顔を下に向けた。
「綺麗なんかじゃねーよ。なんつうか…お前見てたらそういう顔になってだな…悪い。今のは忘れてくれ」
「う、うん…」
「お、雨止んだな」
いつの間にかひどかった雨が止んでいる。
雲がどんどん消えていき、
その下からは真っ青な空が姿を現していた。
「綺麗な青空…」
「青空か…俺には真っ白に見えるんだよな…」
「ま、真っ白?」
まさか東道くんは目の病気持ち!?
「ああ。まあ、俺達が見てる景色なんてそれぞれ違うもんな。お前は真っ青。俺は真っ白」
そんなことを言った彼は真っ直ぐ青空を見上げていた。私もそれにつられて空を見上げた。
私がいつの間にか見とれていると東道くんはきょとんとした顔を私に見せた。
「あ、えっと…き、綺麗に笑うなって…」
自分で言ったのはいいけどなんだか恥ずかしくなってきちゃって私は顔を下に向けた。
「綺麗なんかじゃねーよ。なんつうか…お前見てたらそういう顔になってだな…悪い。今のは忘れてくれ」
「う、うん…」
「お、雨止んだな」
いつの間にかひどかった雨が止んでいる。
雲がどんどん消えていき、
その下からは真っ青な空が姿を現していた。
「綺麗な青空…」
「青空か…俺には真っ白に見えるんだよな…」
「ま、真っ白?」
まさか東道くんは目の病気持ち!?
「ああ。まあ、俺達が見てる景色なんてそれぞれ違うもんな。お前は真っ青。俺は真っ白」
そんなことを言った彼は真っ直ぐ青空を見上げていた。私もそれにつられて空を見上げた。