「本物の結婚式じゃないよ。渚と幸ふたりの思い出の結婚式。みんなで考えたの。病室を結婚式会場にして渚に…ウェディングドレス着せてあげたい」
「幸だってしたいだろ?結婚式。別に俺達だけで開くんだから法律も何も関係ねぇよ」
「そうそう。別に婚姻届を出すってわけじゃない。本格的なことをするだけでもない。ただ、ふたりの最高の時間を作りたいだけだからな」
俺はつくづくここに来てよかったって思う。
「ありがとう」
渚にも俺にもこいつらがそばに居てくれる。渚を元に戻したいっていう気持ちはみんな一緒だ。
その日から俺達は忙しかった。
結婚式の準備や渚の外出準備。
冬休みのほとんどを渚のために尽くした。
でも後悔なんてない。むしろ渚のためにできることが嬉しいんだ。
「最近、みんな忙しいですね…寂しいです」
冬休みが残り3となる日。俺は白いボンボンを作りながら渚と話していた。
「ちょっとな」
渚は病気の影響で髪の毛が抜け落ち、帽子を被るようになっていた。それくらい弱々しくなっていたのだ。
「へへ…」
「っと。なんだよ。突然笑って」
「ごめんなさい。その指輪…私がこんなんでも付けてくれるんだなあって…」
俺は作業の手を止めて左手を見た。
「当たり前だ。渚は渚。俺はそんな渚が好きなんだからよ」
「ありがとうございます」
「幸だってしたいだろ?結婚式。別に俺達だけで開くんだから法律も何も関係ねぇよ」
「そうそう。別に婚姻届を出すってわけじゃない。本格的なことをするだけでもない。ただ、ふたりの最高の時間を作りたいだけだからな」
俺はつくづくここに来てよかったって思う。
「ありがとう」
渚にも俺にもこいつらがそばに居てくれる。渚を元に戻したいっていう気持ちはみんな一緒だ。
その日から俺達は忙しかった。
結婚式の準備や渚の外出準備。
冬休みのほとんどを渚のために尽くした。
でも後悔なんてない。むしろ渚のためにできることが嬉しいんだ。
「最近、みんな忙しいですね…寂しいです」
冬休みが残り3となる日。俺は白いボンボンを作りながら渚と話していた。
「ちょっとな」
渚は病気の影響で髪の毛が抜け落ち、帽子を被るようになっていた。それくらい弱々しくなっていたのだ。
「へへ…」
「っと。なんだよ。突然笑って」
「ごめんなさい。その指輪…私がこんなんでも付けてくれるんだなあって…」
俺は作業の手を止めて左手を見た。
「当たり前だ。渚は渚。俺はそんな渚が好きなんだからよ」
「ありがとうございます」



