想いを残した距離に

誰だろ…


「ゆ、結!?望!?大河に月影くんも!ど、どうしたの?」


私の家の前にいたのはおしゃれをして大荷物を持った大好きなみんなだった。


「馬鹿言わないでよっ!今日は何日だと思ってんの?」


「今日は10月3日でしょ?何かあったかな?」


ハロウィンはまだだし…何かの記念日?それもなかったような…


「阿呆か。今日は渚の誕生日だろーがよ」


「えっ!?私、今日が誕生日だっけ!?」


自分の誕生日忘れてるとか…結達来なかったら知らぬうちに年取るところだったよ…


「んで、今日は誕生日パーティーしよってことになったんだけど?いい?」


「え…も、もちろんだよ!上がって上がって〜!」


薬とか洗面所とか片付けないきゃ…!


私は結達を2階の私の部屋に案内すると、洗面台とかに置いてある薬を適当な場所にしまいこんだ。そしてその後、部屋に向かった。


「そういえば…幸くんは?今日は一緒じゃないの…?」


「ん?だって東道は渚と夜のデートでしょ?昼まで会っちゃつまんないじゃん」


つまんないじゃんと言われましても…
全然意味わからないよ…
あれ?夜ってことは幸くんが私を誘ったのは誕生日だから…


「じゃ、始めるよー!渚ー!お誕生日…」