想いを残した距離に

「明日の夜の7時…」


明日は土曜日…学校は休みだよね?
なにか特別な日でもないはず…
でも来てくれるの?会いに来てくれるの?


「ありがと…」


私は知らぬうちに玄関で寝てしまい、海が帰ってくる8時ぐらいまで起きることはなかった。


「げほっ!うう…はぁ…」


最近日課になってしまった朝の嘔吐。
そのせいなのか体重がどんどん減っていく。前に測った時より5キロも…
このままだと死んじゃうかもしれない。


「絶対にか…」


幸くん確かに来てくれたけど私の心には
ヤキモチっていう迷惑なものしか現れなかったな…。

でもあの時帰ってくれたのは本当に良かったし…幸くんもそれを見越してあの子達を連れて行ったのかな?


私が洗面台で座り込んでぐったりしている時、家のチャイムが鳴った。