想いを残した距離に

午後4時過ぎ。
私はドキドキしながら幸くんを待っていた。治療したあとのせいなのか少し頭痛があったけど幸くんに会えるならと我慢をした。


「幸く、ん…」


家のチャイムが鳴り、私は扉を開けた。
すると、そこにいたのはいろんな女子に腕を掴まれた幸くんだった。


「あっれぇ?京子に酷いことされた渚ちゃんじゃん」


なんで…いやだ…怖い


この恐怖は本当に幸くんが私のことが好きなのかっていう不安から出来たものだった。


「渚ごめん。お前が休みって聞いた瞬間こいつら…が」


「あんたの世話なんてぇ〜焼いていられないんだって〜これから私とカラオケだもんねぇ」