想いを残した距離に

「なに?宮ノ下さん達に情けでもかけるつもり?それじゃあ須藤さんが可愛そうだよ!」


「渚はそんなこと望んでなんかない」


渚は復讐なんて考えてない。もしこいつからが仕返しでもしたら渚が罪悪感に
殺される。それに渚の性格上きっと…宮ノ下達のことも心配しちゃうんだろうな。


「私はこのクラスが何事もなかったようにして渚を安心させてくれることが一番いいと思う」


「なんで!?宮ノ下さん達は須藤さんのことをいじめたんだよ!?犯罪なの!悪は罰されて正解なの!」


女子も男子もほとんどが私に上から目線で言う。


「確かに全て悪いのは宮ノ下達かもしれない。だったら知ってたのに見てみぬふりをしていたあんたたちも同罪だ。


でもまたあんたたちが宮ノ下達をいじめてもし、入院させてしまったら誰にも罪を被せず、罪を背負いきれる自信があるの?」


「そ、そんなの…」


すると、馬鹿な奴らは自分のせいになりたくないと他の人に擦り付けた。


「わ、私は…みんなが怖くて…省くなんてしないよ…」


「はぁ!?一番最初に言ったのはあんたでしょ!?」