想いを残した距離に

そして3日後の朝。
渚が目覚めたと連絡が入った。


私は学校へは行かずすぐに病院に向かった。そしてちょうど向かう途中大河くん達と会い、一緒に行くことになった。


そしてその日、渚と少し話した。
私達は東道とふたりきりにさせるため、大河くんと病室を出た。


京子達のことも悪い子とした…か…
なんでそんなことが言えるんだろ…。


そういうところが渚のすごくいいところ。
優しいところ。大好きなところ。


「獅子村?大丈夫か?」


「え、あ…うん…大丈夫。ただ、自分が許せないなって…そう思っただけ」


「それは俺と同じだ。だから俺は渚の幸せのためなら全部捨ててやるって決めた」


大河くん…やっぱり大河くんは渚のこと特別に思ってるよね…ってこんな時に何考えてるんだか…。


「私も…それしか償えないのが辛いけど…渚の幸せのためにやれることをやろうと思う」


渚は東道の事好きなんでしょ?東道は渚のことが好きなんでしょ?だったら私が必ず幸せにしてみせるから。