想いを残した距離に

「結は…ぶりっこなんかじゃない…!いつも私達のことを一番考えて笑ってくれた。いつも私達が笑うことを考えて世界を広げてくれた!


望だってそう。根暗なんかじゃない。クールだけどみんなといるときはすごく可愛い笑顔で笑ってくれる。


みんなの中にいることが私の幸せになってた…結と望はどんなことがあってと私の親友…傷つけたら私が絶対に許さない…!」


私は誰にどんなことを言わようと構わないけど結や望のことをこんな奴らに汚されるのは絶対に許せない…!


「っ!ふざけんな!東道達だってあんたのことただ利用してるだけなのよ?知ってた?身体目当てなの!あんたは!」


「たとえそうでも私のとって楽しかった時間は本当なの!思い出なの!噂なんかに流されない!私は本人に聞くまでずっとみんはを信じ続ける!」


「意味わかんない!」


その時、私はすごい痛みをお腹に感じた。
そしてその場でうつ伏せになった。


「好きな人と結ばれるために他人を蹴落とす。それくらいしかできないなんて弱いね。少なくともあなた達が馬鹿にしている結や望よりも遥かに弱いよ?」


自分の言いたかったことが素直に言える。
それがどんなに楽なんだろう。


「ふざけんな!」


「結局、私をいじめても何も変わらないでしょ?…ざまぁみろ」


私は京子ちゃん達の思い通りにならなかった嬉しさからそう言った。