想いを残した距離に

「俺はお前のことが好きだ。
笑うお前も怒るお前もどんなお前も俺は好きだ。一生幸せにする。俺と付き合ってくれ!

みたいな?こんなのだったら
ときめくと思うけど…どう…かな?」


鈍感なわりにナイスアイデアだと思うんだけど…。


「ヤバイ…それ最高。使わせてもらうわ」


良かった…でも私が考えたものでもいいのかな?


「俺はお前のことが好きだ。
笑うお前も怒るお前もどんなお前も俺は好きだ。一生幸せにする。俺と付き合ってくれ!」


「私もずっと前から大河くんのことが好きでした。私のこと宜しくおねがいします」


私は結ならこんなことを言うんじゃないかと勝手に予想をしてしなくてといい返事をした。


その時だったドサドサと何かが落ちる音がした。そしてその音の方を見ると結が私達を見つめていた。


「あ、結。職員室の用事は済んだの?」


「なんで…」


結はそう呟くと落としたものを拾わず廊下を走っていった。


「ゆ、結!?大河、私ちょっと行ってくるから!」


私は鞄を手に持ち、走って結を追いかけた。


やっと結に追いついた場所は校門の真ん前だった。


「待ってよ…」


私は結の腕を掴んで結を止めた。