想いを残した距離に

「好きな人?なにそれ…美味しいの?」


真面目なトーンで返した望に私と結は顔を見合わせた。
私も鈍感だけど望はさらに上を行っているようだ。


「えっと…ほら、気づけば側にいるなぁ〜とか、よく話すなぁ〜とか、手を繋ぎたいとか…もっと近くにいたいなぁーとかさー!」


結は少し焦った様子を見せながら望に説明する。


「それが好きな人なのね。知らないわ。男子なんかに興味ないもの」


その内容を聞いていたのか一瞬残念そうな顔を見せる月影くん。


月影くんが残念そう…なんでこんな話題出したの…!?私の馬鹿〜!

駄目だ…恋愛系の話はやめといたほうがいいのかも…。


そんなこんやで恋バナをしているうちに昼休みが終わっていった。