想いを残した距離に

「そういえばさ…いつの間に名前呼びになったのよぉ〜」


ご飯を1口食べた時、結は私に近づいてこっそり尋ねてきた。


「な、名前呼びって…言われても…」


「ねぇ、いつ?いつ?」


グイグイくる結。恋愛のこととなるそと結は絶対に放してはくれない。


「夏休みの最初のほう…」


「えっ?ってことは東道と会ったってこと?羨ましー」


「結は…会えなかったんだ…」


「そうなんだよ…」


少ししょんぼりする結。地雷を踏んでしまったと後悔する私。


「ねぇ、望は?好きな人いないの?」


私は雰囲気を良くするために望に話を振った。