「あ」

ドタバタとまだ寝てる人にとって迷惑極まりないであろう騒音を立てながら、廊下を走っていると(よい子はマネしないでね☆)、

ある部屋の障子が少し開いていた。


本来ならば普通に無視して通り過ぎるだろうが、そうしないのがこの女、リバティである。


「むふふふふふふふ。」

リバティは走るのをやめ、足音を忍ばせながらその障子へと近づいていく。


そして、障子に手をかけたとたんーーーーーー





リバティは何者かの手によって部屋の中に引きずり込まれてしまった。