土方「うるせー!」

匂いだけで酔うって相当だね!


そして、また一同は無言となり静かに足を進める。


イーク「ーーーそういえば、なんで兄弟って言ったんですか?」


土方「ん、あぁ、ここは女人禁止だからな。

だから、りぃはその事を隠せよ?」

「うぃっす」

イーク「え」

イークは驚いて、私を見つめる。

「知ってたよ?」

イーク「いつ?」

「猫のお兄さんに教えてもらった。」

土方「誰だそれ」


さっきまでとは打って変わり、賑やかに雑談しながら廊下を歩く。

部屋の前に着くと、土方は自分の部屋に帰っていった。