さて、 涙目になって、いじけている お兄さんはほおっておいて、 「ちょっと失礼」 立ち上がって空を見上げた。 見渡す限りの大空の下には、 気持ち良さそうな草原が どこまでも広がっている。 イーク「僕も」 お、イークもか。 新鮮で、おいしい空気 を思いっきり吸い込んで、 「「どこだよここぉぉぉーーー!!!!」」 ええ、思いっきり叫びましたとも。