「ひどいなぁ。
私を置いてっちゃうなんてさぁ。」
じっと土方を「土方め、恨むぞこの野郎」という意味を込めて見つめながらリバティは言った。
顔は笑っているが、目は笑っていない。
それも当然だろう。
リバティが置いて行かれたことに気づいたのは、ちょうど二人がご飯を食べ終えた時だった。
リバティの分のご飯はなく、リバティはイークが残した魚のみを食べることとなった。
土方「気付かなかったお前が悪い」
「・・・うーー」
本当のことだから、何も言い返せない。
腹いせに、今度いたずらを仕掛けてやろう。
土方「お前達のことを夕飯の時に紹介するつも
りなんだが、いいか?」
「ん、いーよ」
イーク「はーい」

