イークと同じ、琥珀色の腰まである髪の毛。
目は少し眠たそうに伏せられ、
長い睫毛が影を作っている。
昨日ずっと浮かべていた他人を弄ぶような
笑みが今はなく、
こうしてみると整った顔立ちだと土方は思った。
土方「ーーーなんで押し入れで
寝ているんだ?」
「んーーと、ね。」
土方「お前は起きろ。」
リバティがなかなか言わないので、
土方は、とりあえずイークを起こそうと
激しく揺さぶる。
土方「こいつはいつ起きるんだ?」
イークは身じろぎもせず、熟睡している。
「まぁ、大体今から着替えて
ご飯食べ始める頃かな?
起こしてもいいけど・・・」
シュッ
土方「いてぇっ」
イークの腕が伸び、土方の片手をつかむ。
そして、手加減せずに投げ飛ばした。