総司side
りぃに廊下の敵は任せて、奥の部屋へと駆け込んだ。
・・・・いた。
「へぇ、逃げなかったんだ。」
尊攘派の大物中の大物、吉田 稔麿。
僕の狙っていた敵の1人だ。
吉田「恥を捨てて逃げるくらいなら、この場で正々堂々と死ぬ。」
ふぅん。武士としては立派な志だね。
「ところで、桂は?」
桂も尊攘派の大物の1人だ。彼奴もここにいるはず。
吉田「知らぬ。あいつは何処かに行きおった。」
なんだ。つまんないの。まぁ、いっか。
「じゃあ、この場は僕の独壇場だね。」
吉田「そうか?
私はこのまま惨めに殺られる気はないぞ。」
「そりゃそうだよ。」
総司の瞳が妖しく輝く。
口角は上がっており、その中性的な美しい容姿からは男も女も魅了するであろうの色気が感じられた。
ただ殺されるのを待つなんてーーー
「ーーーそんなの、面白くないじゃないか!!」

