憎たらしいほど、私の心の中が分かっ

てる。

 ホントずるいよ・・・・・・・。

「朝架と・・・、喧嘩しちゃった☆」

「しちゃった☆じゃないだろ!」

 あははは・・・そうだね。

「理由は?」

 一輝が心配そうに私の顔を覗き込んで

聞く。でも言えなかった。