「な、何だ?」

 私はもはや、鬼のような形相(ちょっ

と言い過ぎな例え)で委員長を睨む。

「私、お化け屋敷がいいです!本格派の

お化け屋敷にしたいんです!!」

 語気強く言い放った私は、みんなを見

渡した。

 元々お化け屋敷がいいと言っていたの

は三分の一以上で、多数決をとってもお

化け屋敷になっていただろう。