liar―午前0時の群青―

『プルルルルル・・・』

 何か誤解されてないかな。

『・・・・はぁい』

 すぐさま母親が出る。怒ってないこと

に安心してそっとため息をついた。

「もしもし私」

 分かるだろうと思い、私としか言わな

かった。

『あ、もしかしてこれ、今あるオレオレ

詐欺ならぬ私私詐欺!?嫌、どうしよ

う!警察!?ごめんなさい私には初季っ

て言う娘が・・・」